一般社団法人愛知ジビエ振興協議会
    TOPに戻る  作成日:2019.2.17
 
ジビエ普及事業について
農山村の暮らしを守り、山の恵み・いのちに感謝する
〜ジビエによる農山村の活性化〜
■平成22 年度(2010年度)、愛知県ふるさと雇用再生特別基金事業「あいち農山漁村再生ビジネス創出事業」の実施が契機となり、以降、毎年、継続されてきました。(受託:NPO法人ボランタリーネイバーズ)
■害獣として捕獲したイノシシや鹿を有効活用し、山村の活性化に寄与することがねらいです。 
■平成30年12月4日、生産者(農山村の方々)と消費者(都会の料理店や市民)が協力し、愛知産ジビエを普及するために「一般社団法人愛知ジビエ振興協議会」を設立しました。
 
    詳しくは、2016年度に作成された事業説明パンフレットをご覧ください。↓
PDF リンク
 

◆ジビエ普及事業の背景
・農山村の高齢化・過疎化を背景に、住民や狩猟者が減少し耕作放棄地なども増えることで、野生鳥獣が増え、農作物被害が増えている。野生獣が増えることに、地球温暖化等の影響を指摘する識者もいる。
・愛知県では、被害額はイノシシとシカが約1億1千万円、鳥獣全体では4億6千万円。(平成29年度)
・侵入防止柵設置や捕獲による被害防止対策が行われているが、依然、被害額は高水準にある。
・国(農水省)は、捕獲を推進するとともに、獣肉活用(ジビエ活用)を積極的に推進し始めている。

・しかし、高齢化により、専門的な知識や技術を持った狩猟者が減り適確な捕獲や解体処理が出来ないこと(適切な捕獲・解体では、血や匂いが残る)、ジビエとして活用するには法令で定められた解体施設が必要なこと、解体施設建設には安定経営の裏付けが必要、生産された獣肉の流通消費市場は未成熟、ジビエ肉の安心安全性の確保が必要、などの課題を抱えている。


◆ジビエ普及のポイント!
ポイント1 害獣として廃棄している猪・鹿は、貴重で高価な「食材」だと認識する。
・猪や鹿など野生獣は、「臭い・固い・まずい」との先入観がある。この観念を無くさないといけない!
 
ポイント2 有効活用できるための「捕獲・解体」は技術と体制が必要!
・専門的な知識や技術を持った猟師さんや行政の専門家に教えてもらう! 経験・知識を継承する人が必要! 
・捕獲による野生獣のストレスを軽減や一網打尽に捕獲するための、囲い罠「クルクルおりべえ」が開発(愛知県などで開発)されている。 
 
ポイント3 都会の消費地で「売り込み宣伝」する。
・都会の消費者(レストラン・一般消費者)は、「美味しい」と高く評価している。売り込み可能!
・加工品開発や直売・ネット販売などアイデアはたくさんある。チャレンジ精神・実践精神が大事!
  

 
 
 
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